ラーメンを介して恋愛の話をする-2杯目 山口(ろくの屋)-
「ラーメン食堂ろくの屋」は福岡-山口を中心にしたチェーン店です。
六白ラーメン or 六黒ラーメンっていうのが
ろくの屋の二大政党で、どっちも豚骨なんだけど、六白はまろやかで六黒はスパイシー。
どっちもめっちゃ美味しいし、替え玉10円なのも熱い。
仕事の都合で2015年4月~2019年3月までの4年間、山口県で暮らしていたんですが、
ろくの屋か蘭蘭か?(※蘭蘭は山口市のラーメン屋さんで同じく豚骨系)で迷うのがあるあるだった。
なんだかんだ、ろくの屋がいちばん行きまくったラーメン屋さんと思う。
(チェーン店なので、県内なら出かけていてもろくの屋に遭遇しがちなのである)
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山口に引っ越してから出会って、付き合っていたのが例の「元カレ」で、
わたしの「元カレネタ」の大半を占める
元カレが「人類のはじめって、赤ちゃん同士で育て合ったんかな👶???」てゆってたん、謎に定期的に思い出して笑える
— mizuho(ぺんぎん) 🧪2/11プチフェチBAR (@mizuhopem) 2020年1月28日
元カレが間違えて私の歯ブラシ使って歯磨きしてたとき、わたしがやだー!てゆってたら「なんで嫌なの?かなしい😥😥」てゆってきて、
— mizuho(ぺんぎん) 🧪2/11プチフェチBAR (@mizuhopem) 2020年1月30日
「「なんでせっくすできるのに歯ブラシ共有は嫌なんだろうーー???ww 」」
と思った(いまも謎 )
元カレと朝起きたときに「かわいく寝てたね❤︎ 」て言い合う遊びが流行ってたんやけど、これめっちゃ幸せになる魔法のワードなので、みんなゆってみな?
— mizuho(ぺんぎん) 🧪2/11プチフェチBAR (@mizuhopem) 2020年1月31日
わたしは結果的に別れたけど?
結果的に別れたし、しかも陰惨な喧嘩をして別れたけど、それも自分が勝手に振り回して勝手にだるくなって別れた。
自分のこと好きになってくれる人と付き合うのって間違ってないと思っていたけど、結果的に心の底から好きになれずに傷つけるくらいなら、付き合わないのが正解?
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元カレ、言葉のセンスも感性も、そんなに繊細で生きててしんどくないのかな、と思ってた。
たぶん、相手のことが分かりすぎるってしんどいと思う。
洗顔石鹸はわたし固形派なんだけど、新しく買ってみた石鹸が肌に合わなくて、手洗い用にしちゃったみたいなことがあったりして、
そういうの気づいて、「ちょっと良い石鹸が、こういう理由で手洗い用になるのって、いいよね~」
とか 日常のほんとに小さいどうでもいいようなことを言葉にしてくれたり、
いやまじでどうでもいいことなんだけど!スって言語化するのが上手くて、そういうのに救われてた。
落ち込んでるときもいちばん言って欲しいことをいちばん言って欲しいタイミングで言ってくれたりとか、お風呂に何時間も入って永遠に話したりとか、夜中にドライブ連れ出してくれたりとか、それで帰り道に意味無く「左行ってみよ!(家と真逆)」とか、わたしのこと楽しくさせる天才かって。
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非日常なことはそんなに起こらない、山口には飲み屋もないしパーティーもない、出会いもない、でも日常、日常が最高だったな、と思う。
仕事終わりに合流してスーパー行って鍋の材料買い出しして、ついでにTSUTAYAでDVD借りて、家かえって一緒に鍋作って・・・みたいな日常が大好きだった。
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日常のなかに、ろくの屋のラーメンがあった。
だから、ろくの屋に強いエピソードがあるわけではないんだけれど、
「ろくの屋いく?」があるあるの台詞だった生活が好きだったし、山口のこととか元カレのこと思い出すときいつもろくの屋を思い出す。
山口は好きだったけど、仕事の都合で偶然行った場所って感覚は消えなかったし、ずっと山口に住みたいとは思ってなかった。
わたしが「ずっと一緒にいたい」って言っていたのは(わたしが飽きるまで)というのが抜けてるし、
「好き」っていうのも(わたしのこと好きって言ってくれるから)というのが抜けていた。
その場その場の心地良さみたいなものを消費するだけで面倒なことには向き合わない、ほんとうに自分勝手だよなと思う。
ちなみにわたしが浮気したことを隠していて、浮気はゆるしてくれても隠していたことに怒られて転勤のタイミングと重なって喧嘩別れしました
救いようがない
それでもわたしは骨の髄まで自分勝手なので、 記憶の欠片をツイートのネタにして消費しています
🌠🌠🌠おわり🌠🌠🌠
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