ぺんぎんの生態

愛なんていくらでもばらまいてやる

ぶっちゃけ現実世界は気持ち悪くて倒れそう

 

はいおつかれ

最近、本業のブログ職人サボり気味で反省。

なんか色々ありまして。

でも好きだからやめないよ。


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ここんとこよく考えてることを書いていこうと思う。

わたしが言う「世界のぜんぶが平等に好き」発言を

自分でちゃんと掘り下げて書いたことないなと思って、その話です。

こういうのね。

 

                                                       🍸


世界のぜんぶが好きっていうけど、ぶっちゃけ現実世界って結構気持ち悪くて倒れそうになる。


たぶんみんな多かれ少なかれそうじゃないですか。

リアルって気持ち悪いです。

 

 

見たくないものが目に入ることもしんどいし、見なくていいものと見ないといけないものが混在しているのも疲れる。

 

好きなひとがいても、相手が見せてくれる部分以外は見たいと思わない。友だちでもそう。


ぜんぶ受け入れられる自信もないし、まあ受け入れる必要もないからな。

 

                                                   🌃

 

ツイッターもインスタもフェイスブックも、現実を意図的に切り取った人工物であるという一面に関していえば、気持ち悪くない。

 

ただ、「画面の向こうに人間がいる」ということを変なタイミングでふいに感じ取ってしまって気持ち悪くなることはある。 

 

SNSが苦手というひとは多分その折り合いのつけ方が苦手ということで、「画面の向こうの人間」にあまりにも無関心であるか、もしくは過剰に意識してしまうか、ということだと思う。

よくわかる。

 

                                                     🥤

 

しかし現実はもっとやばい。

 

 

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画面のフィルターもないし、なにもかも無作為に飛び回る大量のスーパーボール中にいるような状況で、不意にそのひとつが顔面に直撃したりする 。怖い。

 

わたしは視力が両目とも0.02しか無くてコンタクトレンズと眼鏡のおかげで生活が成り立っているんですが、着脱のときにあまりの情報量の落差に眩暈がしたりする。


情報量が多いっていうのはたぶんめっちゃ疲れること。

 

かわいいギャルの顔面ピアス大好きだけどよく見たら膿がでていたりするし、ジェルネイル新しくしても一か月後には伸びてきてキモくなるし、洗面台のシンクも掃除さぼったら汚くなるし、かわいいマグカップもコーヒー飲みまくるせいで底が黒い。テレビを付けると殺人事件のニュースとかあってめっちゃ怖い。テレビは捨てた。


しんどい。不条理だ。しかも連続でそういうのがくる。

 

                                                       🧃


だから、現実をあんまり見てしまうと倒れるのが当たり前で、ある程度の無関心さを強いられるんだとおもう。

 

わたしが世界のぜんぶが好きっていうのは事実だけれど、現実の気持ち悪さをぜんぶ受け入れたうえで、好きっていうわけじゃないです。

 

だってやっぱりそれは無理だ。


近親相姦、不法侵入、痴漢、会社でのセクハラ、
炊き立てご飯に混ざっていた誰かの髪の毛。無理だ。

 

そういう現実の気持ち悪さを見ろよって提示してるのがビジュアル路線のころのDir en greyとか村上龍の小説とか、その他もろもろの「胸糞映画」といわれるものもそう、嫌いじゃないです。上記に挙げた胸糞コンテンツの中には大好きなやつもあります。


「文脈上、胸糞表現が必要だから」という意図のあるやつは好きで、受け取り手への加虐趣味のような作品は好みじゃないです 。
わたしの理解力に限界がある。

 

世界のぜんぶを好きでいることは、無関心でいることを放棄するということ。

気持ち悪さを無視することはできない。

 

 

                                         🐈

 

 

ギリギリのバランスだから、エネルギーが不足した瞬間には、一気に無関心になってしまう。

 

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エネルギーをずっと燃やしていくためにはターボチャージャーが必要で、それがわたしの場合は恋愛だったりセックスだったりする。またはブログを書くこととか自撮りだったりする。

 

セックスしていて相手の臓器のことを考えて興奮するのわたしだけじゃないと思う。
人間に胃とか腸があるのって普段考えたら気持ち悪く感じてしまうんだけど、そういうのも愛しく思えたり、認識がゆがむ瞬間が気持ちいい。

 

元カレの部屋に大量にあった飲みかけのペットボトルもめちゃくちゃ愛しかった。

 

ブログとか自撮りはひとりでもできる。つまりはメンタル直リンクのオナニーです。なう!

 

                                                           🧁

 

わたしは「画面の向こうに確かに存在する相手と文字のやり取りをする」のがなんかめちゃくちゃ好きだからすぐ出会い系にはまるんだけど、やっぱりリアルの壁を超える瞬間はコンタクトレンズを装着するときと同じで、情報量の落差にくらくらする。

 

■過去記事

✝️『出会い系で出逢っちゃったオジサンと出会わなかった話』→https://mizuhopem.hatenablog.com/entry/2019/05/30/000529

 

✝️『出会い系で出逢っちゃったお兄さんと本当に会った話(前編)』

https://mizuhopem.hatenablog.com/entry/2020/01/13/150000

 

✝️『出会い系で出逢っちゃったお兄さんと本当に会った話(前編)』

https://mizuhopem.hatenablog.com/entry/2020/01/13/195416

 

(出会い系のはなし大好きかよ…………)

 

知っていることと、実際に見ることは全然違う。
現実の気持ち悪さが露呈する瞬間だ。


現実はクリアじゃない。整理できないものにあふれている。

 

VRの世界で出逢ったふたりが現実に出会うまでを描いた漫画『狂四郎2030』がとても好きだ。
生きるため人を殺めてきた狂四郎が、現実で志乃に会うとき「血の匂い」を感じ取られることを恐れるくだりが繰り返し挿入されるけれど、「相手が人を殺してきたことを知っている」ことと、実際にその眼光や傷跡、その人から発せられる「匂い」を感じ取ることは全然違う。

 

 

                                                            🌃

 

 

現実は圧倒的な情報量で処理ができないから、だから気持ち悪くて怖い、好きって気持ちを静電気のように身体にまとって常に発し続けることは、どうしようもないくらいエネルギーがいる。


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でもそれは私の美学なので、決してゆずれねえって思ってます。

 

 

 

                               🪐🪐🪐おしまい🪐🪐🪐

 

 

ちなみに酒呑んでる時は現実もなにも気持ち悪くないですね~~~~(´〇ᾥ〇`)

「人類愛」という概念の具現化のような存在に成り果ててしまいますね、やったね👌👌

 

残されたステージの上で君と水玉のメイク・ラブ(´〇ᾥ〇`)歌詞パキっててすき