ぺんぎんの生態

愛なんていくらでもばらまいてやる

【前編】出会い系で出逢っちゃったお兄さんと本当に出会った話

今回のことは、ストーリーとしては1年前には終わっていたはずなのに自分の中でどうしても終わらせたくなくて、続きがあることを期待してしまっていて、書けずにいたはなしです。

 

単純な話で、好きなひとに出会って、もう会わなくなっただけのことなんだけど、

ただ、言葉にしてしまうと、そこでいったん終止符を打つことになるから、それが怖かった。終わらせたくなかった。

でも最近記憶が薄くなっていることに気づいて、もう終わりなんやなと思った。だって、わたしは遠い誰かよりも、目の前のひとしか大事にできないし、それは正解と思ってる。

 

何はともあれ出会い系でいちばん印象深かったひとのはなしです。

 

      △     【長くなったので前編/後編】     △

      💘前編・・・ 倫理観について考える

      💘後編・・・ ネットの世界を越えられるのか

 

 

                                                   

     👾👾【前編】倫理観について考える👾👾

 

 

出会い系については過去記事でもいちど書いたことがあります。

文字だけ、言葉だけ
 で、相手とどこまで深いところへ行けるんだろう?

 

 ということを、試したくなる。

 

 会ったこともなくて、顔すら知らない、名前も仕事も知らない、基本情報の何もない他人の、心の隙間にどれだけ入っていけるのかとか、逆にどれだけ入ってきてくれるんだろうとか。

(過去記事https://mizuhopem.hatenablog.com/entry/2019/05/30/000529 より引用)

 

この感覚は、出会い系に限らず、ずっとある。

好きなタイプとか聞かれてもよく分からない、言葉を大事にするひとが好きって言ってるけど、それはわたしが言葉に頼ったコミュニケーションが好きだからです

 

                                              💘

  

 
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  どうしても前に使っていたiphone6を捨てられない、(買い換えるときショップで下取り8000円だったけど持って帰ってしまった)、

 その理由をきいてください。

 

  当時、わたしは出会い系ヘビーユーザーなころで、6個のアプリ掛け持ちしていたんですが、そのうちのひとつで絡んだ人です(そのときのアプリが何だったか分からなくなってしまいました( ´•ω•` )すみません )

 

  出会い系で好きなタイプははっきりしてる、リアルで出会おうという意欲が透けて見えないひとがいい。

  

  実際にわたしはあんまり出会い系でリアルに出会おうという意欲がないです。前述したとおり、言葉だけでどれだけ相手の気持ちを侵食できるか、逆に、自分が侵食されるか、トライしたいわけです。

 

 その願望に応えてくれそうなひとを探す。

 

  最初のコンタクトの時点から、

 「いちばん好きなマーク・ウォールバーグはどの映画のやつ?」とか 

 

 「俺は宇宙飛行士なんだけど、君は?」とか

 

  「どうも、業者です。」とか、

 

 完全にバカなのがいい。これはぜんぶ実際にあったやつです。

(あっ、出会い系ユーザーの方いたら、参考にしてみてください。こういうことやってると、わたしが釣れます。)

 

  仮にそのひとを「カエルさん(仮名)」として、カエルさんからはリアルで出会おうという意欲の欠片すら感じなかった。やっぱりそういう気持ちがあるひとからは、どことなく「会いたい」という雰囲気が感じられるものです。

 

                                               🔯

 

 だいぶ深い会話をする関係になってから、妻子持ちなことがわかったけど、そういうことなら積極的に会おうとしないのも納得できる。あんまり既婚のひととは絡みたくないですが(いろいろ面倒なことになりかねないから)、知ったときはもう好きだったから仕方なかった。

 

   今回の裏テーマとは、好きなひとが既婚者だったらどうする?なんだけど、好きになったらもう仕方ないと思ってる。

 

  仕事柄、離婚調停とかそれにまつわる慰謝料をはじめとするあらゆるトラブルに触れる機会があるんだけど、 心のなかではそういうの全部馬鹿馬鹿しいと思ってしまう。 個人的に、法律は弱い立場の人を救うためのものだと思ってるし、やっぱり離婚の制度によって救われる人もいるのは分かるしなんとも言えませんが、モヤモヤする。

 

   誰かを好きになるのは悪いことじゃない、相手が既婚者だとしても悪いことじゃない。「悪いこと」とされるのは、倫理観とか法律とかに背くからだけど、倫理観も法律も、決めたのは外野じゃないですか。従う必要ないよ。

 

  わたしはこういうスタンスだし、今回、相手も同じスタンスだった。有り得ないくらいの長文を送りあってきたけれど、恋愛における「倫理観」について議論することもたびたびありました。

 

                                                        👼🏼

   
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  渡辺ペコさんの『 1122』(いいふうふ)という漫画があります。

 

 あらすじ | ストーリー
妻・相原一子。夫・相原二也。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。『にこたま』の渡辺ペコが描く最新作は、結婚の嘘と真実。結婚したい人もしたくない人も――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!

(「まんが王国」HPより引用)

 

  あらすじにあるとおり、「結婚相手公認で不倫をする」という話。読後感はかなりズシッと重い感じなんだけど、考える題材になります。カエルさんとの間で話題になったこともあった。

 

 一方の不倫によって、夫婦関係が崩れていくのはよくある話です。『1122』でも描かれていたりする。カエルさんの件においても、私の存在がカエルさんの家族に悪影響だったかもしれない。でもそれを私が気にするのは余計なことだと思うし、そんなことは考えないようにしていた。恋愛はあくまでも一体一の問題という考えが根本的にあるからです。

  

   わたしの好きな人に、ほかに好きな人いたら寂しいけど仕方ないし、自分だって浮気性すぎてどうしようもない人間だし、でも優先順位は絶対大事にしたいとは思う。

 不倫浮気どうのこうのというより、優先順位が狂いだしたら関係が崩れていく。

 

  カエルさんはわたしのことは家族に内緒にしていたんだろうけれど、わたしも自分の彼氏に内緒にしていた。内緒にすることで、優先順位を守っている気になっていたのかもしれない。(しかし詰めが甘いから彼氏にはバレていた)

 

    わたしが優先順位守っていたつもりでも、バレているようでは、心のなかでは優先順位はすでに狂ってたんだと思う。

 

  いつから優先順位が狂っていたのかは自分でも分からないけれど、とても大事な存在でした。

 

                           🦄🦄🦄後編につづく🦄🦄🦄     

PLANET

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どうかしていたのかもしれません

でも、恋愛なんてぜんぶ、どうかしているじゃないですか?