ぺんぎんの生態

愛なんていくらでもばらまいてやる

イベントバーを14回開催した結果、やめた話

 

   イベントバー「ペンギンナイト」を月数回のペースで開催していましたが、突然やめました。すみません。結果的に1月の開催がラストになってしまいました。3月も予定していましたがやりません。

 

 

   初期の頃から来てくれていたひとのことや、イベントをとおして知り合ったひとが沢山いることを思うと、こんな終わり方するつもり無かったのになあ・・・と、正直かなり不本意です。

 

  今回のブログではイベントバーを開催してみて考えたことを書いていこうと思います。

   店への苦情とか不満ということではなく、「イベントバー」というシステムそのものについて考えたことですので、どうか悪く思わないでください。 

 

              

                                                     👠

 

 

          𓆈参考までにフライヤーと開催日程𓆈

 

【⠀フライヤー⠀】

○初期
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○2019年8月~
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○2020年1月~
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【⠀看板⠀】アクリル絵具

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【⠀開催日程⠀】

・・・・・・・・・・・・・・・

2019年6月

(1回目 ) No title

7月

(2回目 )No title

8月

(3回目 )ペンギンナイトfeat.タラオフ

(4回目 )ぶっちゃけアラサーバー

(5回目 )ワイスピ祭

9月

(6回目 ) No title

(7回目 )No title

10月

(8回目 )エモい夜

(9回目 )セツナナイト

11月

(10回目 )冬ごっこ

(11回目 )メンヘラで何が悪い?

12月 

(12回目 )大反省会

(13回目)大晦日

2020年1月

(14回目) ペンギン始め

・・・・・・・・・・・・・・・

 

                                                      👠

 

  昨年5月末、なんとなく遊びに行ったお店にて、オーナーさんに声をかけていただいたのをきっかけに始めました。

   イベントは好きだし友だち欲しいし(上京してすぐで友だちがまったくいなかった)、ゼロから物事を始めてみることには基本的に興味があるので、その二週間後に開催日を設けました。

   二週間後・・・という日程もかなり急だったので正直、無理めだわ~と思うも、断る空気でもなかったのでとりあえずやってみることにする。

  告知してまわったり、フライヤー配ったり、その二週間に知り合った男の子に協力してもらって、初回は二人で開催することにした。

  これといったコンテンツを持ち合わせていない人間ですが、それから、毎回集まっていただけて、本当に嬉しかったです。

 

                                                           🌆

 

  だれかと共同で開催したのは初回を含めて3回で、ひとりでやることにこだわっていたけれど、なんだかんだで無人島のイベンターさんには毎回のように手伝ってもらっていました。ありがとうございました。ひとりで、というのは無理で、結局は何もかもみんなのおかげです。

 

                                                            💎

 

イベントバーは

「お店」-「イベンター」-「お客さん」

の構造になっていて、 

 

「お店」-「イベンター」の関係と

「イベンター」-「お客さん」の関係は

同じくらい大事と思います。

 

「イベンター」-「お客さん」の関係というのは、

お客さんがそのイベンターを推してるとか、お金を払うに値するコンテンツをイベンターが提供しているとか、そういうこと。

 

「お店」-「イベンター」の関係というのは、お客さんが使ってくれたお金はお店の収益になるし、同時に、所定の割合でイベンターの報酬になるということ。  

つまり、「お店」-「イベンター」はお金という面でwin-winなわけです(理想)。

  イベンターからすれば、大事なお客さんのことを思うと、(報酬目的のイベンターさんを除けば、)無料とか無料に近い価格設定にしたいのが本音。

  でもそうするわけにはいかないのは、お店とのwin-winを成立させるためです。

  イベンターが表に立って収益を得るのであれば、イベンターとしてはお店自体を応援したい気持ちがないと、お客さんにお金を払ってもらうのも心苦しいし、頑張れない

   少なくともわたしはそうでした。

 

 

                                                            🎀

 

イベンターとお店が、お互いに頑張ろうねって同じ方向むけるのが理想。そうであれば、イベンターも「お店のために」という気持ちが動機に加わってより一層がんばれると思うし、お店としてもそのほうがプラスじゃないですか?

 「なにかあったときのリスクヘッジ」ということでイベンターを縛るのは、信用していない証拠、対等に見ていない証拠。きついです。

  根本的に人間に対する愛とか性善説とかそういう話になってしまうけれど・・・お店側にそういうのがないと、イベントバーというシステムは成立しないのでは?または、報酬目的のイベンターさんしか集まらず、お店のラインナップがどんどんつまらなくなっていくのでは?と思います。

  ただ、もしかすると、イベンターさんによっては、お店との距離感がそれくらいのほうがやりやすい、心地いい、かもしれませんし、人それぞれ合う合わないという話かもしれません。

 

                                                            🥚

 

お店とどうしても考え方が合わなくて何度も揉めることがあったけど、やっぱり、お店がイベンターをノルマや罰金で縛る方針は、個人的な感覚ですが(そして言葉が悪いですが)イベンターを金づるとしか思ってないように感じられたし、そのうえ、お店側からのフォローは何もない(治安悪めなお客さんが来ても、深夜にわたしひとりで対応するしかなく、かなり不安だった。泣きながら帰ることもあった。)ことを思うと、だんだん、お店を応援したいという気持ちがなくなっていった。

  

日程も自分の意思に反して入れざるを得ず、抜けることも許されず、体力的にも相当無理していた時期もありました。(8月の毎週金曜日の深夜開催など。昼職も忙しくかなりギリギリでした。血尿でました。)

 

 イベント自体は本当に好きだったし、来てくれるお客さんのことも、応援してくれるひとのこと、みんな大好きだったから、「お店を応援したくない」という気持ちでやめるなんて、なんて自分勝手なんだろう?と、やめてからも数日間メンブレだった。

 

 

 

                                                       🌁

 

  なんかもう終わりにしたいな、と思うようになったのは去年の秋頃から。 せめて「最終回」を開催しようと思っていましたが、最後にお店側と話し合ったときに「これ以上一円たりともお店の収益をつくりたくないです」と思ってしまって、急にやめてしまいました。これは私の勝手です。ごめんなさい。

   去年の秋頃というのは、バースデーイベントを開催しようということをお店側から提案されたとき。そのときに、もうやめようと思ったわけです。だってわたしの誕生日が、誕生日を祝ってくれるお客さんの気持ちが、このお店の収益になるなんて耐えられない。

 

  その他もろもろありますが、これ以上は書ける内容でもないのでここまで。

 

上京したてで友だちもいなかった私を受け入れてくれて居場所をくれたお店にはとても感謝していますが、もう十分その恩も返せたんじゃないでしょうか。

 

 

                                                               🌠

 

    「最終回」はやりませんでしたが、そのかわり、またどこか別の場所でカムバックします。そのときは、どうぞよろしくお願いします。

 

 

                              🌄🌄🌄おわり🌄🌄🌄

 

iriすき・・・

Fancy City

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  • iri
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255

 

ちなみに、バースデーはお友達と合同で高円寺でやるので適当に遊びに来てください🧞‍♂️🧞‍♂️

またも居場所を失っていたところ、ぺんぎんを拾ってくれてありがとう。


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